トヨタ・プリウスと日産ノートの首位争い、2017年2月販売ランキングの勝者はどっち?

一般社団法人 日本自動車販売協会連合会(自販連)から、2017年2月の登録車(軽自動車と海外ブランドを除く)の車名別の販売ランキングが発表されています。

2016年11月には日産車として30年ぶりに月間トップの座についたノート、同年12月にはハイブリッド専用モデルであるトヨタ・プリウスが僅差でトップを奪還。そして2017年1月には再びノートが首位になるといった具合で白熱している21世紀のTN(トヨタ・日産)バトル。

2017年2月のセールスランキングを制したのは、PHVを追加したプリウスでした。

●2017年2月 登録車販売ランキングトップ10(自販連調べ)
1位 トヨタ プリウス 15,958台
2位 日産 ノート 14,859台
3位 トヨタ C-HR 12,985台
4位 トヨタ アクア 11,379台
5位 日産 セレナ 10,983台
6位 ホンダ フリード 10,341台
7位 トヨタ シエンタ 10,128台
8位 トヨタ ヴィッツ 8,475台
9位 トヨタ ヴォクシー 8,468台
10位 ホンダ フィット 8,201台

前月2位だった日産セレナをC-HR、アクアといったトヨタのハイブリッド(を設定しているモデル)が押しのけるなど、上位陣にも動きの見えるランキングとなっています。トヨタといえばハイブリッドを新設定したヴィッツの伸び(前月は14位)も見逃せません。

僅差ですが、コンパクトミニバン・バトルをフリードがライバル、シエンタを抑えて制したのも注目といえるでしょう。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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