ポルシェ・パナメーラのツーリングワゴン版が登場【ジュネーブモーターショー2017】

日本には新型パナメーラが上陸したばかりですが、2017年3月7日より開幕するジュネーブモーターショーにおいて、ポルシェが「パナメーラ スポーツ ツーリスモ」を世界初公開します。

これはパナメーラの新ボディバリエーションとなるもので、パナメーラがスポーツサルーン(セダン)であるのに対して、スポーツ ツーリスモは、ボディ後半がステーションワゴン的なシルエットに変わっているのが特徴です。

ボディサイズは次の通り 。

全長:5049mm
全幅:1937mm
全高:1428mm
ホイールベース:2950mm

全高がわずかに高くなっている以外は、ショートホイールベース仕様のサルーンボディと同等のサイズとなっています。とはいえ、Bピラーから後半のボディは、スポーツ ツーリスモ専用に仕立てられたもので、大きなテールゲートを持つラゲッジスペースの眺めはスポーツ性とユーティリティの両立を感じさせるものとなっています。

後席は40:20:40の分割可倒式。後席使用時のラゲッジ容量は520リッター、最大1390リッターまで拡大します。そのリアシートは3名乗車となっているのもパナメーラとしては注目のポイントといえるでしょう。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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