MotoBeでは以前から雪に関するバイクの遊び方を探し続けていました。
ノーマルのオフ車で50〜60cm積もった雪山に突入してみたり、スキー場で借りられる「スノースクート」「スノーモト」をやってみたり……楽しい物もあれば楽しさより過酷さが目立つ企画だったり。
今回の記事は超本気の雪バイク「スノーモービル」です!
スキー場などでもレスキュー隊のスノーモービルを見かけたりしますよね。これは雪の上を走るためだけに生まれてきた乗り物。
フロントはスキーのような板が左右に付いていて、これを使って方向転換していきます。
ただハンドルを左右にきれば勝手に曲がっていく、ような乗り物ではありません。基本的には曲がらず、体重移動で曲げていく乗り物です。
リアに付いているのはもちろんタイヤではなく、キャタピラ。「これでもか!」というくらい雪を掻くための突起が出ています。
このモデルはツアラーモデルなのでタンデムもできますし、荷物を積むスペースまであります。
スキー場などで使われているのもこのようなツアラーモデルですね。
エンジンは4ストローク500ccエンジン。2気筒で音はバイクとあまり変わりません。
ハンドル周りはバイクとはちょっと違います。スロットルは「回す」ではなく、どちらかと言うと「押す」に近い感じ。レバーを前に押すとアクセルONになります。
こうしないと凍ってしまうからだとか。
グリップヒータも純正で付いています。便利アイテムではなく、ここも暖めないと凍ってしまうからということです。