2017年のスーパーGTで日産系2チームがBBSホイールを装着

国内モータースポーツの最高峰であるスーパーGTで日産/ニスモ系チームのエースナンバー23号車を擁するチーム・NISMOのMOTUL AUTECH GT-Rに、BBSジャパン(富山県高岡市)が、BBS鍛造ホイールを供給することが明らかになりました。

これは、「日産/ニスモ 2017年モータースポーツ活動発表会」で装着マシンが披露されたもので、昨年からBBS鍛造ホイールを供給しているGT500参戦チーム・MOLAのS Road CRAFTSPORTS GT-Rに加えて、2017年シーズンでは日産/ニスモ系の2チームへBBSホイールを供給する体制になります。

BBSがこの日産/ニスモのGT500クラス2チームに供給するのは1ピースアルミ鍛造ホイールの「RI-A」で、同一のデザインで市販されている同モデルのレーシングホイール版です。

2017年2月19日に横浜市の日産グローバル本社ギャラリーで開催された「日産/ニスモ 2017年モータースポーツ活動発表会」で、BBS 1ピースアルミ鍛造ホイール「RI-A」が装着された「MOTUL AUTECH GT-R」がステージ上に展示されました。

2017年のスーパーGTは「ダウンフォースの25%減」というレギュレーション変更が行われ、タイヤのパフォーマンスが一層重要になっており、タイヤのパフォーマンスに大きな影響を及ぼすホイールも重要なファクターになっています。

日産/ニスモの2チームは、2017年シーズンでスーパーGT GT500クラスのタイトル奪取を目指しており、両チームのパフォーマンスにBBSホイールがどのように寄与するかに注目が集まっています。

2017年シーズン開幕を前に、BBSジャパン 代表取締役社長の野坂 訓正氏は「日本のモータースポーツで最大の人気を誇るスーパーGTのGT500カテゴリーには、昨年はチーム「MOLA」に弊社レーシングホイールを供給しておりましたが、今年は新たに日産/ニスモのチーム「NISMO」にも供給することになりました。スーパーGTは今年レギュレーションが変わり、より熾烈なタイトル争いになることが容易に想像されます。その中でエースナンバー23号車の「MOTUL AUTECH GT-R」が弊社ホイールを装着して戦うことは、身が引き締まる思いです」とコメントしています。

(山内 博・画像:BBSジャパン)