開発責任者の愛車は「入社以来乗り続ける」初代ロードスター。新型ロードスターRFは「カッコ良さ・開放感・動作の美しさ」で勝負!

■開発責任者の愛車は、入社以来乗り続ける初代ロードスター!

新型ロードスターRF・開発責任者の中山主査は、現行ロードスターのチーフデザイナーであり、RF(リトラクタブルファストバック)では、チーフデザイナーを兼務したまま開発責任者に就任しました。

ご本人は根っからのクルマ好きで、マツダに入社した同じ年に登場した初代のNA型ロードスターを購入して、今も愛車として乗り続けているのですから素晴らしい!  さらに自らがデザインした現行のND型ロードスターも保有しているのですから、本当に素晴らしいデス!

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そんなロードスター愛に溢れた中山主査でも、先代NC型RHT(リトラクタブルハードトップ)の後継車となるRFの開発は、大いに難航したとのこと。

何しろ現行のND型はリアの寸法を切り詰めたため、物理的にRHTユニットが搭載できなくなっていました。しかもNC型においてRHTは販売の過半数を超える人気を誇り、後継車でも外せない状況にありました。そんな窮状をいかにブレークスルーするかが、求められていたのです。