国交省が日本主導で「自動運転」に関する世界基準策定へ。今秋にも安全基準を発効

一方の「自動駐車」については、海外メーカーを中心に開発が進んでおり、車外からリモコンを使った遠隔操作で車を動かすことで、ドアを開閉できない狭い場所でも駐車できるなどの利点があります。

ただ、対象車が見えないような離れた場所で操作した場合、歩行者などと接触する恐れがあるため、国交省ではリモコン使用を車両から6m以内の場所に限定し、ドライバーに目視確認を求めるそうです。

加えて、駐車時の速度を10km/h以下に抑制、歩行者や障害物を自動検知した場合に停止する機能の搭載も義務付ける模様。

国交省では日本とドイツが共同議長を務める自動操舵に関する専門家会議で、引き続き高速道路上での「連続自動操舵」を可能にするための議論を主導。

2018年秋までに基準を策定するそうで、より一層の安全向上に寄与する自動運転技術の普及を推進していくとしています。

Avanti Yasunori・画像:国土交通省)

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国土交通省「自動操舵の国際基準の改正」
http://www.mlit.go.jp/common/001170896.pdf

国土交通省「自動運転を巡る国内・国際動向」
http://www.mlit.go.jp/common/001151041.pdf

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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