【東京オートサロン2017】ルノーブースに展示されていたF1は一体どこ仕様なの?

F1にワークス参戦している自動車メーカーのなかで東京オートサロン2017にブースを出していた会社といえばホンダ……とルノー。

フランスのメーカーでありながら、サーキット走行も含めて走りに振ったモデルの「R.S.」シリーズなどをアピールする場として、同社はここ何年も東京オートサロンに出展しているのでした。

実はルノーの「R.S.」シリーズに関して日本は、世界で3番目に大きなマーケットだったりするんです。そんなルノーブースにおけることしの目玉は、F1マシンの展示。もちろん本物F1マシンですよ。

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ただし車名としては『ルノー・スポールF1チーム「Renault RS16」ショーカー』としか書かれておらず、細かい仕様は謎。なのでこの車両がどんな仕様なのか、ルノー・ジャポンの広報担当者に尋ねてみました。

「シャシーは実際に使ったものです。ただ、細かいところはレースごとに変わっているし、この車両はイベント展示用として走らせていた状態から変更している箇所もあるので“どの仕様”とは断定しずらいのですよね」というのが回答。

つまりは2016年モデルでモックアップ(展示用のレプリカ)でもないけれど、どんな仕様でどのタイミングで走った車両かは判断しにくい、というわけでした。

そんなルノーブースには「ルーテシアR.S.」や「メガーヌR.S.」が展示されていたほか、パッと見は普通のトゥインゴも置いてありました。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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