【東京オートサロン2017】出展社のトップはきっとみんな来ているな……なんて思っちゃうメルセデスのブース

カスタマイズとかドレスアップとかそういうものがテーマになっているのが東京オートサロン。そうした展示が行われるなか、どうしてもおとなしい展示となっているのが国産自動車メーカーや輸入車インポーターのブース。

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メーカー&インポーター系のひとつであるメルセデスベンツのブースには、2015年の東京モーターショーに出展されたコンセプトモデル「ビジョン東京」が鎮座。スーパーGT参戦車などが展示された。

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しかしそのほかの展示車は基本的にノーマルモデル。超ド派手はカスタムカーが居並ぶオートサロンのなかにあってはかなりおとなしい雰囲気だ。

しかし、し・か・しである。これがけっこう盛況なのだ。そしてよくよくブースを訪れている人をみると……どうも見たことがある顔がある。

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考えてもみれば、オートサロンに出展している各社の関係者の方々、基本的にクルマ好き人間だ。メルセデスの最新モデルが展示されているとなれば、そりゃあやっぱり見に来ます。

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取材したのは初日の一般的に「プレスデー」と呼ばれる日。基本的には関係者ばかりが会場にいる状態。このタイミングでメルセデスに来ている人達……そうそう、各社の代表者など多数なのです。

メルセデスは入場料を払ってやってくるお客さんに展示することも大切ですが、じつはこうやって関係者へのアピールもかなり大切なのだろうなあ……と感じてしまいました。社長さん、やっぱりメルセデス見逃しません。乗りたいというだけでなく、ベンチマークとしてもね。

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(諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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