日産がDeNAと提携!ロボットタクシー事業進出の布石か?

米国ネバダ州ラスベガス市で1月5日に開幕した世界最大の家電見本市「CES2017」の基調講演で、日産自動車(以下日産)のカルロスゴーンCEOが、DeNA(ディー・エヌ・エー)と完全自動運運転車の開発でパートナーシップを締結すると発表しました。

NISSAN

新聞報道などによると、同社は技術をサービスに結び付けるノウハウを持つDeNAとの提携により、完全自動運転車を使った事業実現を狙っている模様。

そうしたなか、DeNAは1月6日、日産との提携に伴い、自動運転に関するZMPとの提携関係を解消する方針を明らかにしました。

両社は昨年5月に合弁会社「ロボットタクシー」を設立し、自動運転技術を用いたモビリティーサービスの実現に向けて様々な実証実験やデモンストレーションを実施してきましたが、運営方針の違いから、業務提携を解消することにしたそうです。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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