スバル「WRX/WRX STI」の2018年モデルをデトロイトショーに出展、内外装はどう変わる?

注目の走りの面では、サスペンション設定の最適化などにより、優れた操縦安定性とフラットな乗り心地をさらに向上させたとしています。とくに、WRX STIには、新電子制御式のマルチモードDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)などを採用することで、WRXシリーズのトップグレードに相応しい走行性能を実現しているそうですから楽しみです。

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また、LEDヘッドランプ装着車に採用されるステアリング連動ヘッドランプや、WRXアイサイト装着車に用意されるオートビークルホールドの採用により、安全性能や実用性も進化している点も見逃せません。(※上の写真は現行モデルです)

リフレッシュされた外観も注目。スバルのアイデンティティを従来型以上に強調したという新造形のLEDヘッドランプ(メーカーオプション)とフロントグリルをはじめ、大型化されたフロントバンパーグリルによりフロントマスクをイメチェン。よりスポーティかつアグレッシブなデザインに生まれ変わっています。

そのほか、WRXの一部グレードに新開発の18インチアルミホイールを採用し、WRX STIには新開発の19インチタイヤ&アルミホイールを用意。

一方のインテリアは質感向上がテーマ。ブラック調パーツをドアスイッチパネルなど随所に採用することで、質感を向上させています。また、フロントシートに、レカロ社製電動パワーシートをスバルとして初採用(メーカーオプション)。さらに、WRX STIには、走りへの期待を高めるレッドカラーのシートベルトを採用しています。振動、騒音対策としてフロントドアガラスの板厚アップなども盛り込まれています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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