【中古車相場をデータで振り返る2016年・Vol.1】現行型国産コンパクトカーはアクアとフィットが大きくダウン!

2016年国産コンパクトカーのカテゴリーにおいて、最大のトピックスは日産ノートにシリーズハイブリッド車のe-POWERが追加されたことでしょう。

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e-POWERが登場する以前の現行型ノート、中古車の平均価格は111万円付近で推移していましたが、マイナーチェンジを行ったことで変更前の高年式中古車が市場に出回ったことにより、現在は117万円と6万円も値上がりしています。2016年11月の新車登録台数NO.1に輝くほど人気を集めていますので、しばらくの間は平均価格は高値安定しそうです。

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そのほか操縦安定性を高める電子デバイスのGベクタリングを搭載するなど一部改良を行ったマツダデミオも1年間で平均価格が168万から172万円と4万円ほど値上がりしています。この値上がりはノート同様に、MC前の高年式車が出回ったことが理由です。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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