スバル「シフォン」登場! スマートアシストIII搭載したこのクルマのベースは?

2016年12月13日、富士重工業は軽自動車のスーパーハイトワゴン「シフォン」を発表しました。新型シフォンはダイハツタントのOEM供給車でフロントフェンダーやリアゲートを樹脂化することで、車両の軽量化と空気抵抗の低減を両立させ全車2020年燃費基準をクリアした高い環境性能が魅力です。

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スバル初のスーパーハイトワゴン軽自動車のシフォンは、両側スライドドアに加えて助手席側にはBピラーをドアに内蔵したミラクルオープンドアを採用することで、1490mmの大開口を実現。ロングスライドの助手席と後席へのスムーズな乗り降りをサポートするとともに、チャイルドシートへのお子さんの搭乗や、荷物の積み降ろしなど日常の利便性を追求しています。

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広い室内空間には快適装備を満載。運転席シートにはシートヒーターを装備し、寒い日や寒冷地でのドライブの快適性を向上させています。さらにリアシートの足元には温風を吹き出すリアヒーターダクトを配置することで、どのシートに座っても同じ快適性を実現しています。

加えて、フロントドアガラスやフロントウィンドウガラスに日焼けの原因となる紫外線を99%カット。さらに赤外線(IR)を効果的に遮断し、ジリジリとした肌への刺激を低減するスーパーUV&IRカットガラスを採用しています。これにより日差しの暑さによる車内温度上昇を抑えて、エアコン効率も向上しています。

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搭載するエンジンは660cc直3DOHCと直3DOHCターボの2種類で、両エンジンともミッションはCVTを採用しています。駆動方式は全グレードでFFと4WDを設定。加えて、全車エコカー減税対象で、NA車は取得税80%・重量税75%減税。ターボ車は取得税60%・重量税50%減税となっています。

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安全装備は新開発されたスマートアシストIIIを全車に標準装備しています。従来の単眼カメラ+レーザーレーダー方式からステレオカメラ方式に進化したことで、視野内の物体を立体かつ同時に複数認識することが可能となったことで、制御対象や認識範囲が大幅に拡大しています。

スマートアシストIIIは対車両、対歩行者の衝突回避支援ブレーキ機能をはじめ、車線逸脱警報機能、AT誤発進抑制制御機能(前後)ハイビームアシストなどドライバーを様々な形でサポートしてくれます。

スタンダードなシフォンと、エアロパーツを装着したシフォンカスタムの2タイプを設定し、価格はLスマートアシストの128万5200円~RSリミテッドスマートアシストの187万3800円です。

(文・萩原文博、写真・ダイハツ工業)

 

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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