会話できるEVコミューター「NeuV」をホンダが出展!【CES 2017】

ホンダが12月6日、ネバダ州ラスベガス市で2017年1月5日に開幕する国際家電ショー「CES2017」で、人とのコミュニケーションができる「AI」(人工知能)を搭載したEVコンセプトカー「NeuV(ニューヴィー)」をワールドプレミアすると発表しました。

HONDA_NeuV

「NeuV」にはAI技術「感情エンジン」が搭載されており、自動運転機能も備えたコンセプトカーとなっています。

「感情エンジン」は、ソフトバンクグループ傘下のcocoro SB株式会社が開発したAI技術で、パーソナルロボット「ペッパー」に搭載されていることでもお馴染みの技術。

同社は、1980年代の米TVドラマ「ナイトライダー」に登場したドライバーと会話できるクルマ「ナイト2000」に搭載されていたAI「K.I.T.T.」のような技術の実現を目指しているのかもしれません。

その他にも、パーソナルモビリティ「UNI-CUB β」の体験試乗コーナーや、コネクティッドカー技術でスムーズな交通の流れを実現する提案、米カリフォルニア州シリコンバレーの情報技術研究開発拠点Honda Silicon Valley Labで取り組んでいる車載エンターテイメント技術など、様々な展示を行うとしており、同社の最新技術に世界の注目が集まりそうです。

Avanti Yasunori・画像:HONDA)

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【関連サイト】

HONDA USA
http://www.multivu.com/players/English/7988331-honda-ces-cooperative-mobility-ecosystem/

CES2017
http://www.ces.tech/

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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