日産ADシリーズが「NV150 AD」に進化。単眼カメラの衝突被害軽減ブレーキを装備

モデルライフが10年にもなる日産の小型商用車「AD」シリーズが、車名を「NV150 AD」に変更するというビッグマイナーチェンジです。

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FFは1.5リッターエンジン、4WDは1.6リッターエンジンとなるパワートレインの基本は従来通り。フロントマスクに新世代日産のデザインシグネチャーである「Vモーショングリル」を採用しているのが外観で目立つポイント。

内装では、インストアッパーボックスの容量拡大や大容量グローブボックスの採用、さらにセンターコンソールに500ml紙パックに対応したカップホルダーを設定するなど、ビジネスシーンでの使い勝手を向上させています。

注目は安全性能。単眼カメラを用いた先進安全装備とVDC(横滑り防止装置)を全車に標準装備。カメラを使うことで歩行者も検知できるエマージェンシーブレーキ(10~80km/hで作動)や居眠りなどでのハンドル操作を誤り車線を逸脱したときに警告する機能も備えます。

メーカー希望小売価格は、2WDが155万3040円〜171万1800円、4WDは178万2000円~193万5360円となっています。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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