ダイハツ・タントがマイナーチェンジ、ステレオカメラの衝突被害軽減ブレーキを新搭載!

軽自動車に背高&スライドドアのブームを巻き起こし、現在は3代目へと進化しているダイハツ・タントが、ステレオカメラを使った先進安全装備の新搭載など魅力的なマイナーチェンジを果たしました。

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今回のマイナーチェンジでのポイントは、先進安全装備を「スマートアシストIII」に進化させたことにあります。

これまでの「スマートアシスト」は赤外線センサーを使ったもの、「スマートアシストII」は赤外線センサーと単眼カメラを用いたプリクラッシュセーフティシステムでしたが、新しい「スマートアシストIII」では、左右間隔80mmの世界最小ステレオカメラを使ったシステムとなっています。

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これにより、衝突被害軽減ブレーキの作動速度域の拡大を実現しています。合わせてソナーセンサーを使った左右後方の障害物検知システムやオートハイビームなど、より安全性能を高めました。それでいて、お値段据え置きというのはユーザーに嬉しいところ。

タント/タントカスタムのメーカー希望小売価格は122万400円~187万3800円となっています。

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(山本晋也)

この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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