母娘の日常用途だけでなくファミリーユースにも応えられるムーヴ・キャンバスのパッケージング

ムーヴ・キャンバスは、「母娘」の同居親子をメインターゲットに据えて開発されたそうですが、車名に「bus(バス)」を付けたことからも分かるように、軽ミニバン的な広さ、両側スライドドアというファミリーユースにも十分応えてくれるパッケージングを備えています。

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スライドドアの開口幅は運転席、助手席ともに595mm(タントは運転席側が595mm、助手席側が605mm)。チャイルドシートへの子どもの乗せ降ろし、ベビーカーの出し入れなども容易にできそうです。

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室内長は、タントの2200mmからわずか5mm少ない2115mm、室内幅もタントから−5mmとなる1345mmと、ほぼ変わらない寸法になっています。前後席間のタンデム距離、シート左右間の広さともに大人が4人座っても窮屈さは感じさせないはず。

タントとの大きな違いは室内高で、タントの1365mmという見上げるほど高い天井までは至っていませんが、ムーヴよりも5mm高い1285mmで、ヘッドクリアランス、開放感ともに十分に確保されています。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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