「リフトバック」って何? トヨタ独自のボディタイプの名称です【Corolla Stories 35/50】

「ミニバン」といえば多くの人たちがクルマの形を想像できるでしょうが、実はクルマの形にはいろいろなものがあります。

「セダン」はトランクが独立している、一般的なタクシータイプ。重心が低く安定していて、静かで快適です。そしてクーペは、わかりやすくえばセダンの2ドア版で、2人乗車をメインに考えたもの。カッコ良くするために、後席部分を小さくしたり無くしたり、ルーフも小さくしたものもあります。

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「ハッチバック」は、トランクが室内とつながったワンルームタイプ。使い方はセダンと一緒ですが、リヤシートを倒すなどして、荷物をたくさん入れることもできます。ただしトランクと室内がつながっているので、ちょっとうるさくなる傾向もあります。

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そして「ステーションワゴン」は、セダンのルーフを延長して荷室部分を大きくして、リヤにゲートをつけて荷物をたくさん積めます。人もしっかり乗れて、荷室も広いタイプ。

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さてところで、トヨタには一時期「リフトバック」というバリエーションがありました。これはなんでしょうか。実はこれはトヨタだけの呼び方です。一般的には上に跳ね上げるドアということで、潜水艦のハッチゲートをイメージし、ハッチバックと呼ばれます。

一番メジャーなもので言えば、セリカリフトバック。基本的にはハッチバックなのですが、トヨタではこのように呼んでいたのです。このスタイルはファストバックのマスタングをリスペクトしたものでしたが、ハッチゲートを持たせることで、若者のニーズに応えて多目的性をもたせたものでした。

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スタイリッシュなセリカがリフトバックと名乗ったので、ちょっと高級に思えたものでした。

そしてリフトバックはカローラにも登場しました。1976年に3代目に追加になったのが最初です。

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そのスタイルは2ドアクーペをベースとして、ルーフを延長したハッチバックモデルでした。長いリヤサイドウインドウが印象的で、まさに最近またコンセプトカーなどて登場し始めているシューティングブレークのスタイルでした。

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シューティングブレークとは、イギリスで発祥した狩猟用の車。高い機動性を持たせた2ドアで、リヤゲートを備えて荷物が多く積めるモデルです。貴族御用達という面もあり、ジャガーなど高級な2ドアクーペをカスタマイズして仕立てることもあったようです。

そんなちょっとおしゃれな車が、日本にもあったというのは驚きですね。そいうえば、かつてのアコードエアロデッキもその仲間といえるでしょう。

(文:モーターファンアーカイブ/松永大演)

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