【WEC第6戦アメリカ】トヨタ6号車が2戦連続表彰台獲得!

9月17日(土)、FIA世界耐久選手権(WEC) 第6戦・アメリカ6時間レースが開催されました。

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COTA」と呼ばれているサーキット・オブ・ジ・アメリカズは、アメリカ合衆国テキサス州トラヴィス郡オースティン近郊にあるサーキットで、全長約5.5 km、20のコーナーがあります。

ホームストレートからターン1にかけては急勾配の上りで、そこを駆け上がっていくマシン達は迫力満点です! また、サーキットの内部には名物である「オブザベーション・タワー」と呼ばれる観客席も設けられていて、77mの高さがあるタワーの頂上からはサーキットを360°見渡すことができるんだとか。

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日差しも強く、気温が35度を超える猛暑の中、現地時間午後5時に6時間耐久レースのスタートが切られました。

フロントロウを独占したアウディ。スタートに注目が集まります。ポールポジションのアウディ7号車は絶好のスタートを決め、2番手以下との差を広げていきます。

2番手スタートのアウディ8号車が出遅れ、ポルシェ1号車が前へ出ましたが、アウディ8号車はすぐにポルシェ1号車を交わして1-2体制を築きました。

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6番手スタートのトヨタ5号車は、最初のスティントを担当したセバスチャン・ブエミ選手が4位へランクアップ! その後、素晴らしいピット作業によって、3位へ浮上しますが、90分後にターボチャージャー周りのトラブルが発生し、トヨタ5号車は6位へと後退を余儀なくされてしまいました。

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レースが折り返しを過ぎ、コースは闇に包まれます。暗闇の中を駆け抜けるマシン達は、幻想的でかっこいいですよね。トヨタ5号車は、中嶋一貴選手のドライブ中にダメージを負った車両前部の交換、更にブエミ選手のスティントでも左リアタイヤのパンクに見舞われるなど、予定外のピットインを強いられ、5位でレースを終えました。

一方、トヨタ6号車はハイペースで前を行くポルシェ2号車を追いかけます。マイク・コンウェイ選手が4位へポジションを上げると、ステアリングを引き継いだ小林可夢偉選手がアウディ勢との接近戦を展開。残り約2時間の時点で3位へとポジションを上げました!

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午後9時18分、2番手を走行中だったアウディ7号車が、LM-GTEクラスのフォードGT66号車に追突されてクラッシュ、グラベルにはまってしまうという急展開に。

なんとかグラベルから脱出し、ピットに戻ったアウディ7号車でしたが、ボディワークが大きく損傷してしまっています。午後9時34分、アウディ7号車は10分間の修理を経てコースに復帰。

しかしこの時点で、アウディ7号車は、表彰台すら絶望的な状況となってしまいました。

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アウディ7号車のクラッシュで、トヨタ6号車は2位へとポジションを上げ、最後の1時間はLMP1-Hクラスを戦う3メーカーによる三つ巴の勝負となりました。

トヨタ6号車の最後のスティントはステファン・サラザン選手が小林選手から引き継ぎましたが、僅差で争うアウディ8号車はタイヤ無交換作戦を取ったため、トヨタ6号車は3位へ後退。

新しいタイヤを装着し優位に立つサラザン選手は、数秒前を走るアウディ8号車、そしてそこから大きく離れていない首位を追うべく猛プッシュを開始します。

サラザン選手は周回毎に差を詰めて行きましたが、惜しくも届かず、2位のアウディ8号車に2秒455差、首位のポルシェ1号車に26秒096差の3位でチェッカーを受けます。 メキシコに続く2戦連続表彰台!

首位とのタイム差も僅差で、次戦の富士でも期待できそうですね。

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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