おぉ、寄ってくる寄ってくる。ああー、ぶつかるー!
ドリフトって、クルマの向きと車載カメラの向きが大きくズレるんですよね。グリップレースの場合は、正面前方に向けて車載カメラを設置すればほとんど問題ないわけですが、ドリフトの場合は、それだと進行方向とカメラの向きが大きくズレてしまうわけです。
ビデオオプションでは、それを見越して斜めに車載カメラをつけたりしてましたね。アメリカのフォーミュラDなんかでは、走行風で首を振るマウントを使った車載カメラもあったように思います。
そんななか、TOYO TIRES JAPANのYouTubeアカウントでユニークな動画がアップされました。先日のD1GP第4戦の追走トーナメントの際の、川畑選手のGT-Rに搭載された360°カメラの映像です。
これ、PCで見る際はブラウザによって対応していなかったりするので気をつけてください。対応していないと、湾曲したヘンなパノラマ動画みたいになっちゃうんですよね。
Chrome、Firefox、Internet Explorer、Operaなら対応しているようです。でもやっぱりスマートフォンで見るのがおススメですね。AndroidとiOSの最新バージョンだったら大丈夫っぽいです。もし、このままブラウザから見ようとしてダメだった場合は、YouTubeアプリで「Masato Kawabata 360° Drift | TOYO TIRES」というタイトルで探してみてください。
スマートフォンで見る場合は、スマホを顔の前に構えて、動画を見ながら右を見たり、左を見たり、上を見たり下を見たりするといいですよ。まるで、自分がGReddy 35RX SPEC-Dの右の窓から顔を出しているような感じで、周囲が全方向見渡せます。PCで見る場合は左上に出てくる丸いマークの中の矢印をクリックするかマウスで動画をドラッグしてください。
ヘアピンでの藤野選手との間合いや、ダンロップコーナーの先でのクラッシュパッドとの距離など、見たいところが見られます。これは初めての感覚ですよ。運転している川畑選手だって、走行中にこんなにあちこち見ることはできないですからね。
それでは、その360°動画は、次のページで。