EU離脱問題でトヨタ自動車が英従業員に異例の警告?

英国のEU離脱是非を問う国民投票の開始を前に、トヨタ自動車が英国法人の従業員に対し、EUを離脱した場合の経済的影響を警告する書簡を送付したそうです。

TOYOTA

日経新聞等によると「離脱した場合はビジネス上の大きなリスクがある」とした上で、「賛成・反対のどちらに投票するかは従業員の意思を尊重する」といった内容になっているそうです。

もし英国が離脱した場合、EU圏への輸出入に対して関税がかるようになる可能性が高く、欧州市場への自由なアクセスが非常に重要としています。

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トヨタ自動車は英国の2ヵ所の生産工場で3,400人以上を雇用しており、「オーリス」や「アベンシス」を年間約19万台生産、その90%近くをEU向けに輸出していることから、28か国が加盟するEUから英国が離脱するとの投票結果が出た場合、事態は重大。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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