TOYOTA Motorsport Gmbh佐藤社長に決勝前独占インタビュー!レースの勝算と市販モデルへの可能性は?

WEC 2016年 第3戦 ル・マン24時間レースもいよいよ決勝を待つのみとなりました。トヨタは予選で3位と4位のポジションをゲット! そんな中、TOYOTA Motorsport Gmbh社長の佐藤俊男氏の単独インタビューに成功! レースの話はもちろん、夢のスポーツハイブリッドカーの可能性についてもお話しを伺ってきました。

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—TS050 HYBRIDのようなレース用ハイブリッド車と市販車のハイブリッド車の違いを女子でも分かるように教えて頂きたいです!

「『蓄電して放出する』というシステムは同じですが、出し入れする電力の絶対値が違います。また、蓄電と放出の頻度も違いますね(レース用ハイブリッドのほうが多い)。」

—基本的に電気を貯めて、使いたい時に出す、という考えは同じということですね。

「エンジンとモーターの組み合わせ方なども違ってますが、市販のハイブリッド、例えばプリウスなどでは燃費を重視してますけど、レース用はもちろん速さも重要です。それで、レース用の場合、モーターの出力の割合が(市販車のモーターの比率より)大きくなっているのも違いです。」

この記事の著者

yuri 近影

yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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