「4気筒になった新型ボクスターは興味ない」と強がる初代オーナーの戯言

言っておくけど全然興味ないからね。欲しくもないからね。6気筒じゃなくて4気筒ターボのポルシェ・ボクスターなんて。

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だいたい、昔はともかく今どきのポルシェのスポーツカーといえば6気筒というのはお約束。なのに、『718ボクスター』とネーミングまで変更した新型ボクスターのエンジンは全車4気筒ターボ。

いや別にいいんですよ4気筒ターボでも、SUVとかセダンなら。だけど燃費対策だかなんだか知らないけど、ポルシェのスポーツカーに6気筒じゃなくて4気筒っていうのはどうなんですかね。

効率がいい? 昔はポルシェにも4気筒のスポーツカーがあった? 今じゃWECのマシン(昨年はル・マン24耐で1-2フィニッシュ!)もエンジンは4気筒? 何を言っているんだかさっぱりわからないなあ(本当はわかるけど)。

わかってますよー。6気筒から4気筒になって排気量が落ちてもターボのドーピングでパワーが上がっているのは。

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「ボクスター」は先代比35ps/100Nmアップの300ps/380Nm、「ボクスターS」は先代比35ps/60Nmアップで350ps/420Nm。

ちなみに僕が持っている14年落ちの986型は……「ボクスターS」なのに252ps/305Nm。あれれれれ……でもボクスターといえばやっぱり6気筒でしょ。ターボが付いているからってねぇ。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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