トヨタ自動車が20年物の「超長期社債」を発行する訳は?

トヨタ自動車は5月11日の連結決算発表で、2017年3月期に1兆800億円(前期比+2%)の研究開発費及び、1兆3,500億円(同+9.8%)の設備投資費を計上。

これは自動運転など、AI(人工知能)関連の研究開発強化や設備増強などに備えているものとみられています。

TOYOTA

同社はこれらの大型投資や日銀のマイナス金利政策による金利低下への対応として、満期までの期間が10年物と20年物の長期債を発行するそうです。

日経新聞によると、社債2本で合計500億から600億円規模の資金調達を行う模様。

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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