「トヨタ2000GT」を新車で手に入れる方法とは?

欧州では「フィアット500」や「MINI」、「VW ビートル」など、往年の名車が当時のデザインを継承しつつ現代風にリメイクされており、現在も人気を博しています。

Rocky_Auto_TOYOTA_2000GT

ちなみにヒストリックカー(旧車)の復刻には3種類のアプローチがあるようです。

1)旧車を新車同様にレストア
2)旧車のデザインを採用、現代技術で再現
3)旧車のネーミングや雰囲気を継承、現代技術で再現

この中で自動車メーカーが手掛けるのは「3」のケースが一般的。

日本でも「トヨタ86」など、過去の人気車のイメージを継承したスポーツカーや、モーターショー用のコンセプトモデルなどで同様のケースが見受けられます。

たとえば日産が東京モーターショー13に出展したコンセプトモデル「IDx フリーフロー」は、その外観から往年の510系「ブルーバードSSSクーペ」を彷彿させます。

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また最近ではトヨタ自動車が東京モーターショー15に出展した小型スポーツ「S-FR」などもその一つと言えるかもしれません。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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