【SUPER GT2016】500も300もGT-R!GT300はドラマチックなGT-R NISMO GT3の復活劇。

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磐石に見えたBMW M6 GT3体制でしたが、10周に満たないうちにStudie BMW M6がペースダウン。14周目でイレギュラーのピットイン。

原因はパワステトラブル。修復してレースに復帰しますが、上位争いには参加できないポジションとなってしまいました。

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Studie BMW M6が抜けたのち、TOYOTA PRIUS apr GTと、徐々に追い上げてきたゼッケン3のB-MAX NDDP GT-Rが2位争いを展開。そのおかげもあってARTA BMW M6 GT3が2位とのアドバンテージを6秒以上に広げて29周目でピットイン。

ただ、パワーで押すARTA BMW M6 GT3は燃費がかなり悪いのか、給油に思いのほか時間がかかり1分6秒以上のピットストップ。

TOYOTA PRIUS apr GTはピットワークでARTA BMW M6 GT3の前に出ますが、アウトラップでオーバーラン、その周で再び緊急のピットイン。

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そしてB-MAX NDDP GT-Rはピットタイム52秒ほどと、ARTA BMW M6 GT3より14秒早く、というよりもARTA BMW M6 GT3の遅いピットタイムが尾を引いて、B-MAX NDDP GT-Rが前へ出ます。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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