フォルクスワーゲンの排ガス認証不正、販売台数への影響は限定的?

独フォルクスワーゲンが先頃発表したグループの3月の世界販売台数は96.7万台(前年同月比-0.2%)、1-3月累計では250.8万台(前年同期比+0.8%)となっています。

Der neue Volkswagen Touran

経済低迷が続くブラジル(-33.0%)やロシア(-3.3%)での販売減を地元欧州の販売増(+2.7%)でリカバーしている構図となっており、1-3月の販売累計でも同傾向。

日本ではVW傘下のアウディを含め、排ガス認証不正問題の影響から3割近い販売減が続いているものの、アジア全体では36.4万台(+1.8%)、年間でも104.5万台(+4.3%)と前年増の状況。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる