新型インプレッサ・セダンのトランクはゴルフバックを積み込みやすいスペースを確保

2016年秋に発売予定という次期スバル・インプレッサ。先日、日本でもお披露目されました。

発売まで時間があるということで、環境性能などの詳細については公表されていませんし、安全装備についても詳細不明。披露された車両についてもアイサイトを装備しない左ハンドル仕様となっていたほどです。

そのため、日本でのお披露目ではパワートレインはシークレットでしたが、トランクは開けて確認することができました。

160420_new_impreza0047

限られた時間だったためにスペースを計測することはかないませんでしたが、ひと目で開口部が広く、ラゲッジも余裕たっぷりであることが見て取れます。

平均的なゴルフバッグであれば斜めにするなど工夫しなくても、横にしたまま積み込めることを考慮した使い勝手を実現しているといいます。

「これだけのラゲッジを確保しているということは、まさか前輪駆動ですか」といって、フロアを覗き込み、シンメトリカルAWDであることを確認するメディア関係者も出てくるほど、インプレッサとは思えない広さを体感させてくれるのでした。

後席は前に倒すことができ、ハッチバックよりも広いラゲッジ床面積を確保していることも期待させる、次期インプレッサ。

かつてインプレッサといえば、4ドアセダンを基本としたラインナップだった時代もありますが、新型においてもセダンの存在感を増してくることが期待されます。

160420_new_impreza0055

●次期インプレッサ(北米仕様)車両寸法 ※()内は現行型との差
全長:4625mm (+45mm)
全幅:1777mm(+37mm)
全高:1445mm(-10mm)
ホイールベース:2670mm(+25mm)

(写真・文 山本晋也)

【関連記事】

「SUBARU GLOBAL PLATFORM」第1弾の新型インプレッサはどんなクルマなのか?
https://clicccar.com/2016/04/24/368116/

レッドゾーンが下がる?次期インプレッサは直噴エンジン搭載。
https://clicccar.com/2016/04/24/368324/

スバル次期インプレッサが日本に凱旋。後ろ姿に空力の秘密あり
https://clicccar.com/2016/04/23/367709/

スバルの次世代プラットフォームにより目指す「世界最高水準の安全性能」
https://clicccar.com/2016/03/15/359240/

新型インプレッサが示す「次世代スバル・デザイン」とは?
https://clicccar.com/2016/03/18/359853/

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる