トヨタが米で展開する「テレマティクス自動車保険」とは?

トヨタ自動車が4月13日、米カリフォルニア州に「テレマティクス自動車保険」を提供する新会社「TIMS」(トヨタ インシュランス マネジメント リューションズUSA)を設立したと発表しました。

TOYOTA_T-Connect(出展 TOYOTA)

あいおいニッセイ同和損害保険との共同出資会社として4月1日付けで設立され、今秋から試験的にサービスを展開し、2017年から本格的な事業としてスタートさせるそうです。

両社はこれまでも金融と保険が一体となったサービスを1990年代より世界各地で展開しており、培った経験とノウハウを集約し、米国で新たにサービスを開始することにしたもの。

出資比率はあいおいニッセイが50%、トヨタファイナンシャルが45%、トヨタコネクティッドが5%の割合となっています。

「テレマティクス自動車保険」はイギリスやアメリカで導入が進んでおり、2020年に契約件数の約3割を占めるとの予測も有るそうですが、この保険、一体どのようなものなのでしょうか?

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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