トヨタ、ミシガン州に新拠点を開設し、「自動運転」の研究を加速

トヨタ自動車が4月7日、年初に設立した人工知能技術研究会社「TRI」の新拠点を米国ミシガン州アナーバーに開設すると発表しました。

TOYOTA_TRI

カリフォルニア州、マサチューセッツ州に次ぐ第3の拠点となるもので、今年6月に開設を予定しているそうです。

これに伴い、米トヨタ・テクニカル・センターの自動運転研究チーム約15名が新拠点に異動するそうで、当面の計画では全体の人員は約50名ほどになる模様。

新拠点はミシガン大学から徒歩圏内に位置しており、自動運転研究で同大学と密に連携する考え。

「TRI」はすでにスタンフォード大学、マサチューセッツ工科大学(MIT)とも研究を進めており、今後、大学・研究機関との連携が一層進むことになりそうです。

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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