レクサスのハイブリッドが累計100万台達成。2015年に一番売れたのは欧州地域

レクサスのハイブリッドカー販売が、グローバル累計で100万台を達成しました。

レクサス初のハイブリッドカー「RX400h」(日本では「ハリアーハイブリッド」)の発売から11年、2016年3月に100万600台を販売したということです。

これを記念して、100万台記念の納車式がイタリア・ミラノにおいて行なわれました。

20160412_03_01_s

ハイブリッドカーというと日本市場での人気が高い印象もありますが、レクサスの累計100万台の内訳を見るとップは、北米市場。

2005年~2016年3月までの累計実績で34万5500台となっています。次いで、欧州の23万7500台、日本は22万5000台です。

2015年だけに限った販売実績では、欧州が4万629台でトップ。北米が3万8540台、日本は3万1420台となっています。

それぞれ市場規模が異なるので、単純に台数を横並びで比較できないともいえますが、世界で一番でレクサス・ハイブリッドが売れている市場が欧州という事実は、トレンドの変化という点からも注目といえそうです。

(山本晋也)

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
続きを見る
閉じる