ホンダがFCV「クラリティ」で目指したのは「普通に使えるクルマ」

ホンダが3月10日にFCV(燃料電池車)「クラリティ」の市販モデルを公開しました。

HONDA_CLARITY

同社は昨年10月の東京モーターショー時点では一充填当たりの航続距離を「700km以上」と発表していました。

一方、今回の市販モデルでは航続距離が「750km以上」となっています。

HONDA_CLARITY(出展 HONDA)

その理由が先行するトヨタのFCV「MIRAI」(航続距離650km以上)への優位性確保であろうことは容易に想像できますが、僅か半年弱の間にいかにしてそれを達成したのでしょうか?

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Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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