BMW MINI「ミニ・コンバーチブル」がトランクも大きくなって発売開始!

2015年秋の東京モーターショーにおいて世界初公開された第3世代のミニ・コンバーチブルが、ついに発売開始です。

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いかにも”MINI”らしいルックスに似合うソフトトップは電動開閉式。30km/hまでは走行中にも操作可能で、ルーフ部分だけをオープンにする「スライディング・ルーフ」機能も備わっています。さらに、ユニオンジャック模様を生地に織り込むという新アイデアも採用されています。

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プレミアム・コンパクト・コンバーチブルというカテゴリーにおいて唯一無二の存在というミニ・コンバーチブル。そのラインナップは1.5リッター3気筒ターボの「クーパー」に、2.0リッター4気筒ターボの「クーパーS」と「ジョンクーパーワークス」という3グレード。いずれも右ハンドルで、6速ATの前輪駆動となります。

メーカー希望小売価格は、クーパーが342万円、クーパーSが397万円、ジョンクーパーワークスは483万円。ジョンクーパーワークスは5月頃の上陸ということです。なお、それぞれの最高出力はクーパーが100kW、クーパーSが141kW、ジョンクーパーワークスは170kWとなっています。

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MINIマーケティング本部長フランソワ・ロカ(Francois Roca)さんは、次のように新型ミニ・コンバーチブルをアピールします。

『2015年の日本におけるミニのセールスは20%伸びました。 フルモデルチェンジしたクラブマンが新らしいマーケットを広げたと考えています。 それに続く新らしいブランディングとなるモデルが、このミニのコンバーチブルです。  4人乗りのオープンになってもミニのアイデンティティであるゴーカートフィイーリングは変わりません。 エンジンがパワフルで燃費も、クーパーでは16.7km/Lと向上し、エコカー減税の対象にもなりました。さらに、 トランクのスペースが25%アップしているほか、歩行者検知機能付き前車接近傾向を備えるなど安全装備も充実させています』

コンバーチブルの追加により、新世代ミニの魅力はよりいっそう増したといえそうです。

(写真:小林和久 文:山本晋也)

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この記事の著者

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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