【SUPER GT2016】グッドスマイルレーシングの初音ミクAMG GT3、筑波でシェイクダウン!

2月19日に筑波サーキットで開催された初音ミクGTプロジェクトファン感謝祭で、なんとグッドスマイルレーシングのメルセデスベンツAMG GT3が初走行!

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本来は1月下旬にドバイ経由で日本到着、2月7日のワンダーフェスティバルでお披露目した上でファン感謝祭の初走行となるはずでしたが、輸送の遅れが発生したためワンダーフェスティバル当日は臨時中継地点となった台湾に!そして2月8日に成田空港に到着となったのです。

そこから急ピッチでカラーリングを施し、2月14日AEON幕張新都心で開催されたグッドスマイルレーシングの監督を務める片山右京さん率いるサイクルレーシングチームTeam UKYOの体制発表の会場でお披露目となったのです。

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そのためかどうかは定かではありませんが、引渡しから初走行までの時間があまりにも短いことは確かで、ファン感謝祭ではエンジンがかからないというハプニングも発生。

しかしメンテナンス担当のファインのメカニックさんの努力の甲斐もあって、感動の火入れを目にすることも出来ました。

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そして午前11時35分、このAMG GT3が初めてレーシングスピードで走ることとなりました。

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初ドライブは谷口信輝選手。「すごいダウンフォースがある。無理してないけど手応えがある!」とのこと。

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そして午後の走行ではホンキでタイムアタックをするぞ!ということで、かなり攻めての走り。

5周のアタックで、何もセッティングしていない状態で53秒6を出すAMG GT3。2011モデルのZ4 GT3が53秒5、2014モデルが53秒4。素でここに肉薄するとはかなりのポテンシャルではないでしょうか。

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今年もレーシングミクは健在。早くSUPER GTのシリーズでその姿を見たいという期待に胸が膨らみます。

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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