運転能力に過信?高齢者層増大で「自動運転」実現急務 !

ドライバーの高齢化が進むなか、オートパイロットシステム(自動運転)の開発が世界的に加速しています。

TOYOTA(出展 トヨタ自動車)

交通事故の原因の9割がドライバーの判断ミスなどによる人的要因とされており、「認知」、「判断」、「操作」を電子化することで運転精度が向上、交通事故を削減できるとして期待されています。

富士重工業が先頃発表した電子化の先駆けとも言える「アイサイト」搭載車の事故調査結果でも、非搭載車に対して1万台当たりの件数で車両同士の追突事故が約8割減、対歩行者事故が約5割減、調査対象全体で約6割減の効果があったとしています。

こうしたことから、運転支援システムである「自動運転」機能が一般車両に浸透していけば、事故低減に繋がることは間違い無さそうです。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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