スバル「アイサイト」効果で追突事故が84%も減った⁉︎

自動ブレーキというわかりやすい言葉で、その機能が知られ、普及しているプリクラッシュセーフティシステム。ミリ波レーダーやカメラなど様々なセンサーによって前方を検知、車両や歩行者を認識して、事故を未然に防ぐようドライバーに注意を促したり、自動でブレーキをかけるものです。

S_stereo camera_EyeSight(ver.2)

そうしたプリクラッシュセーフティシステムの代名詞的なデバイスといえるのが、スバル「アイサイト」です。ステレオカメラを使った独自の先進安全技術は、25年を超える歴史を持つもので、現行モデルにおいては、ver3 となるほど進化を遂げています。

前方の障害物や車両、歩行者などを検知するアイサイト。その有無によって、交通事故が減ることは間違いないところですが、 交通事故総合分析センターのデータを元に、富士重工業が調査した数字が発表されました。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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