【東京オートサロン2016】ゴルフGTI生誕40周年記念モデル、GTIクラブスポーツ導入を発表

コンパクトカーからミニバンまでラインナップするVWは今回初めてオートサロンに出展しました。金網をモチーフとしたワイルドなブースにはVWのスポーツモデルのアイコンであるGTIと極限まで走行性能を高めた究極のRシリーズ、そしてスポーツ+ゼロエミッションも兼ね備えたPHEVのGTEの3シリーズ合計5台を展示しています。

Der neue Volkswagen Golf GTI Clubsport

ゴルフGTIとポロGTIはカーボン調ボンネットフィルムをはじめアルミホイールなど純正部品を装着し、さらにスパルタンな印象を強めています。ゴルフGTEやゴルフR、ゴルフRバリアントはノーマルのままで展示されていますが、その佇むクルマから発するオーラによって秘めたポテンシャルがわかります。

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ブース内で行われたプレスブリーフィングでは。1976年に初代ゴルフGTIが生産開始されてから今年は40周年にあたるメモリアルイヤーにあたり、フランクフルトモーターショーでワールドプレミアされた40周年記念モデルゴルフGTIクラブスポーツが限定販売されることが発表されました。

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7代目ゴルフをベースとしていますが、エンジンは最高出力265psまで大幅にパワーアップ。さらに一時的にブーストアップさせ10秒間295psまで高める機能が装備されています。ボディはレース仕様車に匹敵するダウンフォースを発生させるアグレッシブな専用デザインのフロント&リアバンパー、サイドシルそしてリアスポイラーを装着します。そしてGTIロゴ入りのスポーツシートやアルカンターラ巻き専用ステアリングホイールなどスポーツ走行をサポートするエモーショナルなパーツを装備しています。0-100km/h加速は5.9秒でポルシェケイマンの5.7秒に5ドアハッチバックで迫るポテンシャルをもっています。

Der neue Volkswagen Golf GTI Clubsport Der neue Volkswagen Golf GTI Clubsport

発売時期や価格はまだ未定ということですが、2016年VWはスポーティさを強調した新しいブランド戦略を行おうとしているようです。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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