2015年の自動車業界3大ニュース「オープンスポーツ」「自動運転」「ディーゼルゲート」【山本晋也】

2015年、自動車業界だけでも様々なことがありました。

その中から歴史に刻まれるであろう、いつまでも記憶に残りそうな3大ニュースをピックアップして、振り返りたいと思います。

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まず、明るい系の話題としては、前半の話題を集めたマツダ・ロードスターのフルモデルチェンジとホンダS660の新登場という、2台の国産ライトウェイト・後輪駆動・オープン2シーターの登場でしょう。

結果的に、2015-2016日本カー・オブ・ザ・イヤーは、マツダ・ロードスターが獲得しましたが、そのリザルトを見るとS660との一騎打ちだったのも、この2台がほぼ同時に登場したことの相乗効果ともいえそう。

過去にも後年になって国産車ビンテージイヤーと呼ばれた年もありましたが、パワーをアピールしない、小さなスポーツカーが同時期に登場した2015年も記憶に残ることになりそうです。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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