トヨタのFCV「MIRAI」の受注増加で納期は2019年以降!

トヨタ自動車によると、昨年12月に発売したFCV(燃料電池車)「MIRAI」の納期が3年以上先の2019年以降になっているそうです。

TOYOTA_MIRAI (出展 米国トヨタ)

累計受注台数は既に3,000台を突破しているそうですが、海外輸出を含めた同車の今年1年の生産計画台数は700台。

愛知県豊田市にある元町工場の、元レクサスLFA組立ラインで僅か13人により手作業で組まれており、3台/日ペースの生産が続けられています。

水素燃料で発電するFCスタック(燃料電池)などのFCV特有のパーツ生産に時間がかかるため量産が難しく、組付け行程における配管作業やガス漏れ検査についても専任者が慎重に手作業で実施している状況。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
続きを見る
閉じる