エスクードのスポーティな走りを支える欧州仕込みの足回りと新4WDシステムに注目

コンパクトSUV、スズキエスクード4WD車を公道で試乗しましたのでインプレッションを紹介します。

20151022CX-3 CX-5 Escudo_150

皆さんの中にはエクスードもいよいよ、クロスオーバーSUVになってしまったのか…と嘆いている方もいらっしゃるかもしれませんが、安心してください。本格オフローダーとして2005年に登場したエスクードはエスクード2.4と名称を変更して継続販売されています。

縦置きに搭載した2.4L直4DOHCエンジン+5MTもしくは4ATのパワートレイン。ラダーフレームを一体化したモノコックボディ。そしてパワフルな走破力を生むセンターデフ式4WDの採用と本格クロカン4WDの王道を歩むエスクード2.4のスペックは不変です。

20151022CX-3 CX-5 Escudo_101 20151022CX-3 CX-5 Escudo_103

今回新たに登場したエスクードは、SX4 S-CROSSと同様にハンガリーにあるマジャールスズキで生産され、日本に輸入されている輸入車となっています。エスクード2.4に通じる直線的なスズキ伝統のSUVスタイルを採用し、欧州で徹底的に走り込まれた足回りを特徴とする日欧合作の新型エスクードは一体どれほどの実力をもっているのでしょうか。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
続きを見る
閉じる