シビックタイプRに公道試乗、最大ブーストは意外にも控えめ

当初は280馬力をターゲットとしていたシビックタイプR用エンジンは、ライバルを圧倒すべく310馬力へと目標を高くし、そのためにゼロベースでの設計変更がなされたというほど、プライドをかけて作り上げられたパワーユニットです。

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結果として、228kW(310PS)、400Nm(40.8kg-m)のスペックを実現したK20C型エンジンは、レスポンスを重視した小型シングルスクロールターボチャージャー、排気側のVTEC(可変バルブリフト機構)や吸排気のVTC(連続可変バルブタイミング機構)、多段噴射の直噴インジェクターといったメカニズムを採用しています。

現在、2.0リッター4気筒ターボクラスでの世界最高レベルといえば四駆のAMG A45に積まれるエンジンで、その最高出力は381PSにも達しています。FFとしては、そこまでのパワーは不要ということのようですが、じつはシビックタイプRのエンジンには、まだまだ伸び代が残されているという話もあります。

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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