まるで日常!? 新型プリウスの広報写真が生活感に溢れている理由を探る

「広報写真」という言葉を聞いたことありますか?

普通の人にとっては聞きなれない単語だと思いますが、僕ら自動車メディアの人間にとってはきわめて身近な存在。

自動車メーカーが用意してくれる写真素材で、ウェブや雑誌の掲載時に使われます。芸能人でいう「宣材写真」みたいなものですかね。たとえばこんなやつ。

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美しいですね。広報写真はタレントの宣材写真同様に、商品のイメージをよくするためにあるので、たいていは美しい背景をバックに撮影されていて、基本的には非日常な感じです。

しかしそれだけじゃなくてひと味値合うのが、新型プリウス。

たとえばこれ、


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東京に住んでいる人には銀杏並木でおなじみの、外苑を一周する周回路ですね。
なんだか道の隣にあるビアガーデンでビールを飲みたくなってきます。

こちらは


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六本木ヒルズ脇。今の時期は新緑ではありませんが、イルミネーションがキレイな場所のすぐ裏。東京の日常ですね。

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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