新型CX-9に搭載するマツダSKYACTIV初のガソリン直噴ターボが227馬力と控えめなワケは?

2015年11月19日、アメリカ・ロサンゼルスオートショーにおいてマツダは3列シートSUV「CX-9」を発表しました。そのモデル自体は北米市場をメインターゲットとしたものですが、トピックはその心臓部です。

ついにマツダの新世代テクノロジーSKYACTIVからガソリン直噴ターボ「SKYACTIV-G 2.5T」が登場したのです。

SKYACTIV-G2.5T11210

●SKYACTIV-G 2.5T主要諸元(マツダ社内測定値)
形式:直列4気筒2.5L直噴ガソリンターボエンジン
総排気量: 2.488cc
ボア:89.0mm
ストローク: 100.0mm
圧縮比: 10.5
最高出力(ネット): 227HP〈169kW〉/5000rpm
最大トルク(ネット): 310ft-lb〈420Nm〉/2000rpm

この記事の著者

山本晋也 近影

山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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