【東京モーターショー15】A4、Q7、そしてR8。AUDIブースには日本導入予定車が並ぶ

アウディブースの見どころは、A4、Q7、そしてR8と日本導入予定の“大物”の実車展示。来年はその3台が新規として日本市場に導入されることになりそうです。

AUDI-IMG_5243

約8年ぶりのモデルチェンジですから期待しないわけにはいかないA4。

日本での登場はセダンが来春、「アバント」と呼ぶワゴンが続く第二四半期とか。当初導入されるモデルは2.0Lターボエンジンで約20.8km/L(欧州仕様)の燃費を誇る190ps仕様と、0-100km/h加速が5.8秒という俊足を誇る252ps仕様。駆動方式は前者がFF、後者はAWDの「クワトロ」となります。

AUDI-IMG_5245

新型Q7は、プラグインハイブリッドモデルの「e-tron 2.0 TFSI quattro」を展示。

実は新型Q7のプラグインハイブリッドモデルは3.0LのV6ディーゼルエンジンを搭載したタイプと2.0Lの直4ガソリンエンジンを搭載したタイプがありますが、日本では後者が導入されるようですね。純粋なEVとしてエンジンを止めての最大航続距離は53キロ。2016年に日本でも発売されるそうです。

AUDI-IMG_5258

そして、スーパーカー好きにはたまらないのが新型R8。車体は従来のアルミスペースフレーム構造を継承しますが、キャビン後方はカーボン素材としているのが新型の特徴ですね。

展示されているのはトップモデルの「V10 plus」で、自慢の5.2L V10エンジンは610psを発生。きっと素晴らしいエンジン音を奏でるはずですが、会場内では聴けないのがなんとももどかしい!

(工藤貴宏)

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
続きを見る
閉じる