もしハイブリッドやEVが水没したら感電しないの?

前回お届けした洪水時の車両水没時の対応に関連して、今回はハイブリッド車やEVユーザーなら気になる車両の「感電」対策について、メーカー対応がどうなっているのかについて調べてみました。

HV(出展 トヨタ自動車)

HVやEVには約200V以上の高電圧システムが搭載されており、事故などで露出した高電圧ケーブルなどに接触すれば、感電による死亡または重傷を負う恐れがあります。

そこで国土交通省は電動車の急速な普及に伴い、2011年6月に道路運送車両の保安基準を改正、感電防止に関する国際基準を新たに採り入れるなど、衝突時の感電防止や高電圧配線の橙色被覆を義務付けました。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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