アイサイトオーナー必見!飛び石でも大出費の可能性あり!

高速道路を走行していると、ビシッと嫌な音がしました。確実に飛び石だと思い、停車後フロントガラスを見てみると、フロントガラスのほぼ真ん中に約2cmほどの飛び石傷を発見しました。大きくなる前にリペアをお願いしようとディーラーにすぐに持ち込みました。

そこで、聞いたのは「通常はリペアで全く問題ないのですが、アイサイト装着車はこの位置のフロントガラスのリペアは、アイサイトの機能が発揮出来なくなる可能性があるので、ディーラーでリペアはできません。交換となります。」という真夏なのにゾッとするような現実でした。

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自分がぶつけたわけでもないのに、たった2cmの飛び石で約20万円の出費です。スバルのディーラーではアイサイトのステレオカメラの幅のエリアにできてしまったフロントガラスの傷はリペアしてはならないというルールがあり、そのNGスペースに飛び石などによる傷ができた場合はガラス交換となってしまうのです。

では、安いガラスに交換すれば良いと思うかもしれませんが、一度フロントガラスを交換してしまうとアイサイトのエーミング調整という作業が発生します。これはスバルのディーラーでしかできません。結局出費は免れないのです。アイサイトの便利さをとるか、出費を避けるか。私はアイサイトの便利さを取り、フロントガラスを交換することにしました。

幸い私の場合、ディーラーで自動車保険に加入していたため、アイサイトプラスというアイサイト装着車限定のサービスが付いていました。その結果、アイサイトの機能に支障を来すフロントガラス損害(飛来物)の場合、保険期間に一度だけ免責額30000円でフロントガラスの交換とアイサイトのエーミング調整を行ってもらえました。

もし、この保険に入っていなければフロントガラス交換(工賃込み)176007円、アイサイトエーミング調整30465円の合計206472円の大出費となることでした。アイサイトだけでなく、車内にカメラを装着した安全装備を装着したクルマのオーナーは飛び石に要注意です。

(萩原文博)

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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