ハイブリッドでなくても燃費がイイ!トヨタのおすすめミニバン

「クルマを買うならハイブリッド!!」と考えている方も少なくないと思います。たしかに静粛性とスムーズな加速はハイブリッドの醍醐味でしょう。

ですが、価格は若干高めな印象がありませんか?

実際、ハイブリッドとガソリンエンジンの価格差で元を取ろうとすると、5~10万kmほど掛かります。それならば、多少の燃費は度外視してガソリンエンジンの上級グレードを狙ってみてはいかがでしょうか?

今回はトヨタの人気のミニバンのなかでも「ガソリンエンジン」にフォーカスしてご紹介いたします!!

シエンタ

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今年7月に登場したミニバンの最新作が「シエンタ」です。

思わず出かけたくなるアクティブ&ファンなスタイルで登場した新型は4235×1695×1675mm(FF車)というコンパクトなボディながら、3列シートを用意したことで最大7人乗りを実現した驚異のパッケージングを誇るモデルです。

パワートレーンは1.5L 直4エンジン(80ps/136Nm<FF車>)を搭載し、燃費は最良値で20.6km/Lを達成します。

価格はガソリンエンジン車の最上級グレード「X」で198万327円とハイブリッドの「HYBRID X(222万6763円)」よりも割安ながら、ステアリングが本革となるだけでなく、シート地も上級ファブリックとなります。安全装備の「Toyota Safety Sense C」はハイブリッドを含めて全車にオプションで設定されます。

 

ヴォクシー/ノア

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「シエンタ」ほどコンパクトではありませんが、ボディサイズをいわゆる“5ナンバー”枠へと収める一方で、1400mmほどの室内高を誇る広大な室内空間も両立し、その高い実用性と快適性で2014年度のミニバン販売台数ナンバー1に輝いたヴォクシー/ノア。

搭載するガソリンエンジンは2.0L 直列4気筒(152ps/193Nm)で、燃費は16.0km/Lをマーク。

上級グレードの「V」は267万4285円。ステアリングとシートに上質な素材があしらわれるほか、スピーカーの数も4から6へと増える点もポイント。

 

エスクァイア

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パワートレーンは「ノア」と共通ですが、15万円ほどの価格アップで、煌びやかなフロントグリルなどで高級感を演出したモデルである「エスクァイア」。

高級感を高めたということもあり、ハイブリッドとガソリンの差は少なくなった思いきや、むしろその差は広がっています。

例えば、ステアリングには黒木目調の加飾が施されるほか、シート地は合成皮革へ、さらに後部ドアが両側とも電動開閉機能が付くなど、質感と実用性は大幅にアップしているのです。

価格は「HYBRID Xi」の304万3543円に対して、ガソリンエンジンの上級グレード「Gi」は282万3428円です。

(今 総一郎)