85年前の乗用車が走った! けれどやっぱり…【突撃!!隣の自家用車 A型フォード編】

突撃!!隣の自家用車。今回ご紹介するのは製造から85年経ったA型フォード。今でも現役バリバリで動くマシンです。
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オーナーさんはインテリアディレクターの一村さん。
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東京新宿区在住でA型フォードの他にも、趣味で歴史あるアメ車を何台も所有しているそうです。
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 A型フォードは、世界初の量産型乗用車T型の後を継ぎ1928年に登場しました。
今回ご紹介するクルマはクーペモデルで1930年製の2人乗車。
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エンジンは直列4気筒サイドバルブ方式の3,287ccで、3速マニュアルとなっています。
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 室内はシンプル。運転席の傍らにある計器類は速度計、距離計、電圧計、燃料計です。
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 実際に走行すると、現代東京の舗装路でも車内で人はボヨンボヨン。サスペンションで衝撃を吸収するというよりも、座席のベンチシートで衝撃を吸収しているという表現が正しいようです。
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 街中でクルマを止めて休憩していると、モノ珍しさから歩行者から声をかけられることも多々あるといいます。
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 特に大きなトラブルもなく、撮影が終了。ガレージへクルマを戻している最中に、事件が起きたのです。
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 表参道の交差点、右折の信号待ちでまさかのエンジンストップ。日本一のオシャレ交差点で、後ろのトラックの運転手さんに手伝ってもらって何とか路肩へクルマを寄せられました。
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 今回はその一部分を動画でご覧ください。