小さなクルマだから気にしたい軽自動車とコンパクトカーの安全性はどう違う?

突然ですが、みなさんはクルマを買う時にどんなところをチェックしますか?

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デザイン、燃費、そして快適装備が基本ポイントでしょうか。ほかにもクルマを買う時にチェックする項目はいろいろあるけれど、忘れずにちゃーんと確認しておきたいのが安全性。誰だって事故を起こしたくないし、もし事故にあっても被害を最小限に抑えたいじゃないですか。実は、安全性はどのクルマも同じじゃないんですよ。

たとえば、ひとつの指針がJNCAPと呼ばれる、独立行政法人自動車事故対策機構による衝突試験。自動車メーカーではない第三者機関により各車横並びでおこなわれるこの試験の成績が、事故に会った時の安全性の高さの目安になっているんです。そして試験結果は公開されていて、誰でもウェブで確認することができます。

NASVA
独立行政法人自動車事故対策機構 自動車アセスメント http://www.nasva.go.jp/mamoru/

たとえば、乗用車の売れ筋であるコンパクトカーと軽自動車を比べてみると……。
ホンダ・Nワゴンなど高い成績を収めている軽自動車もありますが、概ねコンパクトカーのほうが高い水準ですね。どうしてなのでしょうか? 

 

この記事の著者

工藤貴宏 近影

工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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