日産が「リーフ」に新バッテリー搭載で航続距離拡大か?

海外メディアによると、日産が2017年と予想される次期リーフの投入に先立ち、現行モデルのマイナーチェンジを8月頃に予定しているとしています。

NISSAN_LEAF

(出展 日産自動車)

バッテリー容量を現状の24kWhから30kWhに増強するとみられ、1充電当たりの航続距離が米国環境保護庁によるテスト値で現状の84マイル(約135km)から100~120マイル(約160~190km)に伸びる模様。(現行車の国内認証値は228km)

NISSAN_LEAF(出展 日産自動車)

米国では同モデルへの税金控除が終了を迎えることや、3年間のリース契約満了に伴って中古のリーフが市場に多く出回るとの予想から、今年上半期の販売が前年比で-23%も落ち込んでいると言います。

そうした背景も今回のマイナーチェンジに踏み切る理由の一つなのかもしれません。

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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