光触媒で除菌、消臭してくれるルネキャットは梅雨どきや夏場に最適だった!

「これ、もう1回テストして記事書いて」と編集長から送られてきた消臭スプレー、東芝ルネキャット。1月にいちどテストして記事を書いてるんですよね。これ効くんです。記事を書いた後も、下の子がウ○チをもらしちゃったときに畳を除菌・消臭したりするのに使って重宝してました。ホントあのときは臭いが残っちゃったらどうしようかと思ったので助かった。

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さて、前回の記事では、クルマのシートの汗臭さなどを消臭したんですが、同じ部位に使っても意味がないでしょ。どうしよう? と考えているうちに、燃えるゴミの日になりました。「うっ」生ゴミの臭いが……。よし、ここにスプレーしてみよう。

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すると、なんとすぐに臭いは大幅に低減されたではありませんか! これは便利かもしれない。キャンプやBBQなど、レジャーのときに生ゴミを持って帰ってこないといけないことも多いですよね。そういうときには、生ゴミにプシュッとひと吹きしてからゴミ袋の口を縛れば、車内に悪臭がたちこめることもなさそう。

そして次のターゲットは、生乾きの臭いがする長袖Tシャツです。梅雨どきは屋内干しをする日も多くなるので、生乾きの臭いが残っちゃうことも多いんですよね。そんなときルネキャットならまさに最適なはず。

ここでルネキャットの復習をしておきましょう。これは光触媒の作用を使って、除菌や消臭を行うスプレーなんですね。ところが従来の光触媒というのは、紫外線を当てないと十分に作用しなかった。でもクルマの窓ガラスは紫外線をカットしてしまったり、室内の蛍光灯はあまり紫外線を出さなかったりする。つまり、従来の光触媒は、自然光を直接当ててやらないと、あまり効かなかったんです。

でも、このルネキャットは可視光線でもしっかり働き、部屋のわずかな明かりでも、ウイルスや細菌、臭いのもとを分解除去してくれるというのです。つまり梅雨どきの部屋干しにも最適ってわけ。ということで、長袖Tシャツにさっそくスプレーして、しばらく室内につるしてみます。

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しばらくして臭いをかぐと……あれ? まだ臭い。そんなわけはない。ルネキャットは効くはずだ。もしかして厚手だから、裏にもやらないとダメかな? と思って裏返してスプレーしてみたんですが……まだ臭う。

ルネキャットでも効かないのか?  「記事どうしよう?」という思いと、Tシャツの臭いがとれないショックから、ムキになって臭いをかいでみたところ、あることがわかりました。それは、クサいのは襟のところだけ。二重になっていて乾きにくいから細菌が発生して臭いが出るのでしょう。

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そこで、こんどは襟をねらって重点的にスプレーします。そして室内につるすこと小一時間……生乾きの臭いは消えている。やりました! ルネキャットは生乾きに勝ちました。前回のテストで靴の悪臭を消してくれてから、私はルネキャットびいきになっていたので、けっこう嬉しい。記事にもなるし。

というわけで、生乾きのシャツなどにスプレーするときは、どこが臭いのかを見きわめて、重点的にスプレーしましょう。襟のように二重になっているところとか、脇のように風通しがわるい部位が特に臭くなりがちかも。

ついでに息子の靴にもスプレーしてみましたが、ろくに光を当ててないのに効いてくれました。靴は前回も試してみましたが、靴の臭いをしっかり消せる消臭剤ってなかなかないから、ホントにありがたいんですよね。足に汗をかきやすい夏場は特に活躍しそうです。

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東芝ルネキャットの詳しい情報は、下のリンクからどうぞ。
http://www3.toshiba.co.jp/ddc/renecat/index_j.htm

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「新型光触媒でイヤな臭いを強力に消すスプレー登場!」(https://clicccar.com/2015/01/20/288928/

(まめ蔵)

この記事の著者

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まめ蔵

東京都下の農村(現在は住宅地に変わった)で生まれ育ったフリーライター。昭和40年代中盤生まれで『機動戦士ガンダム』、『キャプテン翼』ブームのまっただ中にいた世代にあたる。趣味はランニング、水泳、サッカー観戦、バイク。
好きな酒はビール(夏場)、日本酒(秋~春)、ワイン(洋食時)など。苦手な食べ物はほとんどなく、ゲテモノ以外はなんでもいける。所有する乗り物は普通乗用車、大型自動二輪車、原付二種バイク、シティサイクル、一輪車。得意ジャンルは、D1(ドリフト)、チューニングパーツ、極端な機械、サッカー、海外の動画、北多摩の文化など。
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